「Click2Castを利用したことで、シミュレーションを2度実行しただけで新しい湯口系の性能評価を完了することができました」
Andy Ceretto
Quality Control Manager, Woodland/Alloy Casting, Inc
SOLIDTHINKING CLICKCASTで鋳造シミュレーションを実行
Woodland/Alloy Casting社は最近、船舶排気ハウジング部品の鋳造を消失模型法から砂型法へと移行するプロジェクトを実施しました。このプロジェクトでは、鋳型の材料を変更するにあたり、新しい鋳型の製造に関して数多くの要素を検討する必要がありました。
Woodland/Alloy Casting社のQuality Control Managerを務めるAndy Ceretto氏は「鋳型の品質を落とすことなく、せきや押湯を最小限に抑え、それにより歩留まり率を維持し、鋳物取り出し時間を短縮することを目指しました」と説明します。
このような砂型を開発するために、下側のフランジから上に向かって溶解金属を注湯する新しい湯口系を設計しました。この設計改良の完了後、Click2Castでシミュレーションを実行して新しい湯口系をテストしたことで、新しい湯口系で欠陥のない鋳物を製造できることを確認できました。
Click2Castがなければ、コストと時間を要する数多くの試験を実施し、新しい湯口系の性能評価のために様々な鋳型を試作しなければならなかったでしょう。